神戸新聞杯の回顧 9月25日 阪神11R
2016年9月25日の神戸新聞杯に注目したいと思います。
11R 第64回 神戸新聞杯(G2)
このレースを制したのは単勝オッズ1.2倍と
断然の1番人気に推されたサトノダイヤモンドでした。
勝ち馬からクビ差の2着に6番人気ミッキーロケット、
そこから3馬身差の3着にレッドエルディストが入り
それぞれ菊花賞のチケットを手にしました。
このレースを振り返ってみると中段にサトノダイヤモンド、
そして後方にエアスピネルが位置していましたので
私のレース展開予想とは逆の構図となりました。
おそらく武豊騎手が次戦を見越して
どれだけ終い伸びるのかを図るために
後方からのレースだったのではないかと思います。
このレースを見ていて感じたのは
本番の菊花賞が激戦になりそうだということです。
秋にはダービー馬マカヒキが不在ですので、
実績的にはサトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、エアスピネルの
ダービー2~4着馬が人気になると思います。
しかしながら、前哨戦を見る限り
そんなに抜けていると感じた馬はいません。
また、ダービーから休養を取ったのにもかかわらず
この時期で体重の増えていなかったサトノダイヤモンドとエアスピネルは
安心できるとは言い難い状況でした。
エアスピネルに関して言えば、
やはり距離が持ちそうにもないですし、
次走は消すか、3着までと考えるのが適切かと思えます。
ミッキーロケットのような
夏を越して成長してきた馬たちもいますので
春の実績馬 vs 夏の成長馬というような
激戦になった方が面白くなりそうだと期待しています。